通常、分電盤の子ブレーカーの容量は20アンペアとなっています。例えば、容量の大きなエアコンやレンジ・ハロゲンヒーター等を購入した後、近くのコンセントから電源をとりブレーカーが落ちてしまう!!という事例がよくあります。それを直す為に分電盤の子ブレーカーから新たな配線を行う事でブレーカーが落ちないようになります。
専用のコンセントを増やすにあたり、問題となってくるのが分電盤です。
今ある分電盤に予備のブレーカーがついているか、または予備のブレーカーを取り付けるスペースがあるかで様々な方法で対処していきます。
①このお宅は水廻りのリフォーム工事により、専用の配線が2回路必要になりました。お客様との打ち合わせの結果、分電盤を交換する方法で工事を進めさせていただきました。
②分電盤交換後です。専用の配線は今回露出での配線であったため、左上に見えるモールカバーにて配線させていただきました。分電盤は今回増やした配線と予備回路として2回路分のスペースがあるものを使用しました。そうすることにより、新たな専用配線を引く時に無駄がないようになります。